工法紹介

薬液注入工事

薬液注入工事とは、地盤中に薬液を注入し、地盤の透水性を減少させたり、地盤の強化を図ったりする地盤改良工法です。
注入した薬液は土粒子の間隙で浸透固化し、それが接着剤となって地盤強化や止水(透水性の改良)などの効力を発揮します。
短期間での仮設工事(地下工事での補助的な工法)などに活躍します。

二重管ストレーナー工法(単相式)

二重管ロッドを使って、削孔から数秒で団結する瞬結性の薬液を注入するまでを一連の作業として行う工法です。
粘性土層や空隙の大きい地盤に適します。

  • 土質性状にあまり左右されない
  • 全体均一で確実な改良効果を期待できる
  • 地盤強化に用いられる

二重管ストレーナー工法(複相式)

基本は単層式と同様、注入工程の際に瞬結性薬液と緩結性薬液を交互に注入する工法です。
中位~締まった砂層に適します。

  • 透水性の減少を主な目的とする
  • 地盤を一体団結化して止水し減少させる

二重管ダブルパッカー工法

ケーシング(約φ100mm)で削孔を行い、完了後ケーシング内に注入用外管を挿入してからケーシングを引抜き、管周囲のシールを行います。
一次注入材料懸濁型(セメント+ベントナイト溶液)・二次注入材溶液型(緩結型又は長結型)の材料を用い、低吐出で注入する事により浸透団結させる工法です。

  • グラウト工法の中でも最も充填性能に優れ、高い止水効果が期待できる

地下水位低下工事

土木や建築工事に際し、地下水が施工を妨げることがあります。そのような時、一時的に地下水位を低下させる必要性があり、地下水位低下工事を行ないます。

ウェルポイント工法

ウェルポイント工法は、地下水の多い地盤を掘削する際の補助工法として、地中に設置したパイプから真空の力で地下水を汲み上げて地下水位を低下させる工法で 広く普及されています。
一時的に施工に影響する範囲のみの地下水位を下げることにより、その施工を可能にし、また工事終了とともにポンプ停止後は、地下水位も元の状態に自然復旧する工法です。

  • 増設が容易。
  • 真空を利用し揚水工法で透水性の高い砂質土層から低い砂質シルト層までの地盤に可能。
  • 浅い部分の地下水を広範囲にひくことが可能。
  • 水位低下量が4~6m程度。

ディープウェル工法

ディープウェル工法は、従来からの深井戸を工事用に改良した工法で、掘削溝内・外にディープウェル(深井戸)を設置し、ウェル内に流入する地下水をポンプで排水させ 被圧水の減圧、軟弱地盤の改良等に広く普及した重力排水工法です。

  • 水位低下量100m前後まで可能。
  • 特に透水性の良い地盤(通常 砂地盤~礫地盤)の地下水を大きく低下させる場合に有効。
  • 自然水位の低下・被圧水の減圧及び水位低下によって土木工事の簡素化が可能。
  • ウェルポイント工法とは異なり少ない井戸で大規模な排水が可能。
  • 水位低下により法面・山留背面・掘削底面の地盤強度の増加がはかれる。

ウルトラディープ工法

ディープウェル工法とウェルポイント工法の特長のみを取り入れた画期的な工法で、より深く、より大量の地下水排水を可能にします。

  • ・高範囲の地下水位低下による応力増加と真空効果で、粘性土層の圧密効果が期待できる。
  • 他工法との併用で、地盤改良や水質改善が可能。
  • 止水壁内部の揚水に採用した場合、止水壁背面の地下水位低下量を抑制することが可能。

  • ウェルポイント工法

  • ディープウェル工法

地盤改良工事

地盤調査の結果、土地に対して建物が耐えられるように地盤改良を行います。
固化材を混合・攪拌することにより、地盤を強化することができます。

ウルトラコラム工法

ウルトラコラム工法は、セメント系固化材スラリーを用いる機械攪拌式深層混合処理工法です。
建築技術性能証明 GBRC 第08-06号 取得

  • 独自の技術で攪拌効率アップ(新開発の十字型共回り防止翼を採用)
  • ミキシングテスター(比抵抗測定器)で攪拌状況を確認し、サンプラーで対象土質のコラムの強度などを入念にチェックし、施工品質を高める。
  • 戸建住宅をはじめる3階以下の小規模建物の柱状改良工事にも対応できる。
  • 施工現場に合わせて、小型クローラー式やラフタークレーン式、建柱車・バックホウなど施工機械を選択できる。
  • 砂質土・粘性土・ローム・シラスなど、幅広い土質に対応できる。
  • コラム径Ф500~Ф1300mm
  • 原位置土とセメント系固化材スラリーを攪拌混合する工法なので、発生残土が低減。
  • 低騒音・低振動で周辺環境への環境を最小限に抑えることができる。

柱状改良工法(強固な改良体で地盤強化)

改良機で固化材を注入しながら混合・攪拌し、高品質・高強度のコラム(柱)を造ります。

  • 軟弱地盤が2~8mの場合。
  • 早期に大きな強度が得られる。
  • 産業廃棄物が堆積している場合には不向き。

小口径鋼管杭工法(支持層の深い地盤に)

構造用鋼管を強固な地盤まで到達させ、建物を支持する。

  • 地盤の影響を受けにくい。
  • 支持層が8m以深の場合。
  • 杭の撤去が可能。
  • コストが割高。

表層改良工法(良好地盤が2m以内にある場合)

軟弱地盤な土とセメント系固化材を混合・攪拌し、整地・転圧を繰り返しながら行う。

  • 短期間で、経済的。
  • 残土量が少ない。
  • 地盤に伏流水がある場合には不向き。
  • 改良範囲が境界線近くまでありブロック塀や隣家、道路等に影響が出る恐れがある場合には 不向き。

  • ウルトラコラム工法 比抵抗測定

  • ウルトラコラム工法

  • 柱状改良工法

  • 表層改良工法

建物沈降修正工事

建物沈降修正工事とは、地盤沈下や地盤不良で傾いた建物を元の状態にする方法です。
一般住宅のほか、工場や店舗にも対応いたします。

鋼管杭圧入工法

建物の基礎部分に沿って、支持層に鋼管を埋め込みその反力で持ち上げます。

  • 杭・基礎・建物が一体化するため、安全
  • 再沈下の危険が最も低い

工期:1~2か月
費用:300~800万円

注入工法

ロッドを土中に削孔し、家屋下に注入します。注入量・注入圧により基礎ごと元にもどします。

  • 工期が短く、比較的安価。
  • 少量の沈下・土中の充填中には最適。

工期: 3日~1か月
費用: 100~300万円

耐圧版工法

家の基礎下に耐圧版(鉄板)を設置し、そこにジャッキを設置、その反力で持ち上げます。

  • 支持層が浅い場合や地盤沈下が終息している場合に最適。

工期: 2週間~1か月
費用: 100~200万円

サンドパック・耐圧版工法

家の基礎下に耐圧版工法・サンドパックの順に設置し、そこにジャッキを設置、その反力で持ち上げます。

  • 軟弱地盤の場合、反力をとることができる。

工期: 1~2か月
費用: 300~500万円


  • 鋼管杭圧入工法

  • 注入工法

  • 耐圧版工法

  • サンドパック・耐圧版工法